建設業を営む方で気になるのは建設業許可の事だと思います。今回は、建設業許可に関する解説を以下の4つの項目に分けて行います。

  1. 建設業許可の基本概要
  2. 建設業許可の種類
  3. 建設業許可の取得手続き
  4. 許可の更新と管理

1. 建設業許可の基本概要

建設業許可とは、建設工事を請け負うために必要な国や地方自治体からの許可です。この許可を受けることにより、建設業者は法的に建設工事を行うことができるようになります。日本においては、建設業法に基づいて建設業許可が規定されており、許可を取得することにより、企業の信頼性や経営の安定性が社会的に認知されるという利点があります。

2. 建設業許可の種類

建設業許可には、一般建設業許可と特定建設業許可の2種類があります。

一般建設業許可
一般建設業許可は、工事代金が500万円以上の工事を請け負うために必要です。小規模な工事や専門的な分野での業務に適しています。

特定建設業許可
特定建設業許可は、元請け業者として工事代金が4,500万円以上の工事を請け負うために必要です。大規模な工事や複数の下請け業者を管理する場合に必要とされ、経営的な能力や技術的な管理能力が求められます。

3. 建設業許可の取得手続き

建設業許可を取得するためには、以下のような手続きを踏む必要があります。

申請書類の準備
許可申請書、工事経歴書、貸借対照表、損益計算書などの各種書類を準備します。また、申請書類には企業の経営状況や技術者の資格証明書などの添付書類も必要です。

提出先の確認
申請書類は、知事許可ならば土木事務所、大臣許可なら地方整備局に提出します。提出先は、企業の本店所在地によって異なりますので、事前に確認が必要です。

審査と許可
提出された書類を基に、経営能力、財務状況、技術力などの審査が行われます。審査が完了すると、許可が交付されます。通常、審査には1か月から2か月の時間がかかります。

4. 許可の更新と管理

建設業許可は一度取得すれば永久に有効というわけではなく、5年ごとに更新が必要です。

許可の有効期間
建設業許可の有効期間は5年間です。この期間が過ぎる前に、更新手続きを行う必要があります。更新手続きを怠ると、許可が失効し、再度新規に取得しなければなりません。更新は、許可の有効期限の3か月前から行う事が可能です。

更新手続き
更新手続きも新規申請と同様に、必要な書類を準備して提出します。更新の場合でも、企業の経営状況や技術者の資格などが審査されます。

管理と報告義務
許可を受けた後も、建設業者は毎年決算終了時にに事業報告書のような書類を提出しなければなりません。また、経営事項審査も定期的に受ける必要があります。これにより、企業の経営状況や技術力が常に適切に維持されているかを確認します。

以上が、建設業許可に関する基本的な解説です。建設業許可を取得することで、法的に正当な建設工事を行うことができ、企業の信頼性や経営の安定性を高めることができます。許可の取得や更新手続きを適切に行い、適正な事業運営を心がけることが重要です。

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